有難うございました!
「11−12月号」です。特集は、佐藤宗子さん、ひこ・田中さん・さくまゆみこさんの座談会です。
2016.11.12
今日は、小春日和のいい天気になりそうですね。普段は、授業がないのですが、
今日は、3コマ(1コマ90分)の、集中講義があります。体力勝負です。がんば
ります!
さて、お手元に「日本児童文学」11−12月号が届きましたでしょうか。「現
代児童文学の終焉とその未来」というテーマで、佐藤宗子さん、ひこ・田中さん、
さくまゆみこさんの座談会を組みました。夏、真っ盛りのころにやったので、今の
季節がまるで、ウソのようです。
おかげさまで、好評で、内田麟太郎さんのブログでも取り上げてくださいました。
イギリスやアメリカなどの大国が揺れています。日本も揺れています。子どもた
ちのためにさらに豊かな児童文学の世界を構築したいものです。
私たちの任期中、誌面の刷新をはじめ、さまざまな改革をしてきました。「掌編」
「評論」「NF」などの新設欄などです。誌面だけでなく、一人でも多くの全国の
会員に書き手として登場していただきました。そのコンセプトは、児文協の活性化
です。1000人近い会員が力を合わせると、何かができるのでは、と思案しての
ことです。
やり残した課題もいくつかあります。
掲載された作品のアンソロジー化を企図したのですが、うまくいきませんでした。
また、購読者を飛躍的に増やせなかったことも心残りです。でも、10人の編集委
員は全力投球で取り組んできました。足りないところは、ご容赦いただきたく思い
ます。これからも、「日本児童文学」誌の発展のために、微力ながら頑張りたいと
思います。
このブログが、最後になります。
結びになりますが、さまざまな面で陰に陽にお力添えくださいました会員、読者、
小峰書店の皆さまに編集委員を代表して、心からお礼を申し上げます。
本当に有難うございました。